双子と母ちゃん、ときどき旦那

2015年2月、双子の男の子を出産しました。

仕事、辞めました

何度も書いててもうしつこい!って感じですが、もうすぐゆうなおくんの誕生日です。


それはつまり、私が取得した育休の終了時期が迫っているということです。




双子妊娠だったので、単胎妊娠の方よりも多く産前休暇をいただけるのですが、なんやかんやと結構ギリギリまで働きました。

なので、産休と育休を合わせると約1年2ヶ月のお休みをいただいていた事になります。




私がやっていた仕事は、それなりに技術職と言えるものでした。

仕事内容も勤務シフトも結構大変で、楽な仕事ではありませんでしたが、一緒に働く職場の方々にとにかく恵まれていました。
だからとても楽しく仕事を続けることができました。


もちろん仕事の使命感も少なからずありました。



なので、出来れば仕事は続けたいと思っていました。




上司も、私の気持ちを汲んで、考える期間として育休をしっかり期間一杯くれました。








仕事について、いろいろと、時には夫と一緒に考えました。



お金のこと。
そもそも一馬力になっても大丈夫?
働くなら時短?どういう時間帯で?
時短になると私の収入は結局いくらになるの?
子どもを預けるためには保育料は?
私の収入と保育料のバランスは?
っていうか保育園入れるの?
認可?無認可?
子どもが熱を出したら?
仕事場と自宅の距離、結構あるけど?


...ちょっと考え出すと溢れんばかりの疑問符。



夫は私が仕事をすることには賛成も反対もしません。

まぁ子どもが大きくなったら働いてほしいとは言っていますが、小さい間はどちらでもかまわないという方針のようです。

仕事の内容も特に口を出してきません。





我が家の場合、とどのつまりは私自身の好きなように出来ました。


仕事をする、しない、
子どもたちを預ける、預けない、
どんな選択肢も許される状況でした。



そうなると悩むのが人間ですよね。

こうして、と言われるのは楽。
どれでもいいよ、と言われると悩む。


私は悩みに悩んで、
結局、子どもたちを幼稚園にいれるまでは専業主婦でいよう、と決めました。






本当にいろいろな角度から考えたんですが、
行き着くところはいつでも同じ悩みでした。

それは“私が息子たちと向き合えていない”ということ。





息子たちのことは好きです。大好きです。

でもその愛情を二人へ目一杯に注いでいるか?と聞かれると、、、?

双子として産まれてきたからって、愛情が半分こずつ、はたまたそれ以下になってないか。

二人と毎日たくさん笑い合えてるのか。
いっぱい遊んであげれてるのか。
二人がこの世に産まれてきて良かったと思えるように、毎日接してあげれているのか。


正直自信がありません。
全然ありません。



ある時、義母が家にいらしていた時、
「すごいね、ゆうくん、こんなこと出来るようになったんだね」と言いました。

私は「え?ほんとだ~!」と言ったと思います。
でも内心ショックでその時のことはよく覚えていません。

なんで毎日一緒にいるのに、この子達の変化に一番に気付くのが私じゃないんだろう。

すごくすごくショックでした。情けなくなりました。



二人の代わる代わるの泣き声、エンドレス抱っこに疲れて、部屋から逃避したこともあります。

逃げたい逃げたい。助けて誰か。

情けないけど何度思ったことか。









そんな気持ちを抱えたまま、私は二人を保育園には預けられない。預けちゃダメだ。そう思いました。



なんとなく、ゆうとなおから逃げてることになるんじゃないかと思ったんですよね。



私は幸い、どうしても働かなきゃいけないわけじゃない。
子育ては私にとってはこれが最初で最後かもしれない。(三人目はまだ考えられないので)


それならこの二人にとことん向き合わなきゃだめだ。



それが私が出した結論でした。











働くお母さんたちは強いです。

私の母は働く母だったので、よくわかってます。

でもいまの私が働いたところで胸を張れないので。

胸張って「お母ちゃん仕事してるんだよ。かっこいいでしょう?」とは言えないので。

いつか子どもたちにかっこいい背中を見せるためにも、いまはお仕事をお休みします。






ああ、なんだか長くなってしまいました。




ざっと書いてしまいましたが、これが私が仕事を辞めることにした理由です。



お母さん業、頑張ります。頑張ろう。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ランキング参加しています。

よろしければクリックお願いします。


にほんブログ村


にほんブログ村